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映画メッセージの考察 [カルチャー]

友達に今年1の映画だと推されて見てみたんですけど、今年1かは置いといて面白かったので考察というか感想というか思ったことを書いてみます。



まず、ヘプタポッド人のフォルム(形)についてです。
劇中では主人公たちが宇宙船に入ってヘプタポッド人とコミュニケーションを図ろうとしていましたね。
境界線にはガラスのような壁があってそちら側には行くことが出来ませんでした。
主人公のルイーズがガラスに手を当てるとヘプタポッド人もガラスに手を当ててそこでようやく境界にガラスの壁があるのかと分かるのですが、まぁあれですよね。水槽やん!って思いますよね。
ってかもうイカですやん!ってね。
ヘプタっていうが7本って意味らしく、足は7本なのでタコやイカがモチーフなんだろうなとは思うけど、人類の次の地球の支配者はイカだ!なんていう都市伝説が何年か前に流行ってたのでイカがモチーフだろうなと思ってます笑

宇宙モノかと思ってみてるとタイムリープ要素も混じってくる。
ヘプタポッド語を理解すると未来の出来事まで分かってしまうんですよね。正確には未来が分かるというより時間の概念がなくなってどの時間軸も見えてしまうというか体験してしまうというか。
ルイーズは未来のシャン将軍から、シャン将軍が攻撃を辞めるための説得方法を教えてもらった後に現在でシャン将軍を説得しますよね。
これは普通の時間の流れと逆です。タイムパラドックス起きてますよね。
ただヘプタポッド人が言うには、時間に流れという概念はないそうなのでそこはそういうことなんだと納得しましょう。よくは分からないけど笑
ただこれは僕はとても気に入ってる設定です。

歴史は変えられない?
未来に起きることまで分かってしまっている。つまり未来に起こる事象は全て決められているって言うことになりますよね。
じゃぁそれって変えられないの?って思ったんですけど、ヘプタポッド語を理解してしまうと、未来を変えようという考え方をしなくなってしまうのかもしれません。
劇中で「言語によって考え方が変わる」というような事も言っていたのでヘプタポッド語を理解することでそういう作用が働くのかもしれません。
そもそもヘプタポッド語を理解すると時間という概念がなくなるので未来の出来事だとか運命だとかという概念自体がなくなるんだろうと思います。
ヘプラポッド人はある意味決められたことをやってるだけなのかもしれませんね。
この後どうなるか分かっていたら手に汗握るような興奮もなにもかもなくなって決められた行動をとるだけてつまらなそうな世の中だと思うので、これはひどいバッドエンドだなと僕は思いました。

じゃぁ誰が宇宙の事象を決めているのか
あらゆる現象は決められているけどそれって誰が決めてるのだろうか。
神様みたいなのがいてそいつが初めから終わりまで決めているのかなとも思ったんだけど、多分ヘプラポッド語を理解すると同時に物理的な作用も全て理解できて未来まで見えるんじゃないか。
例えば今目の前に画面があるのも、自分の周りに空気があるのも、どこからともなく聞こえてくる音も全部過去からの連鎖の上に成り立ってるわけじゃないですか。
これは偶然ではなく、素粒子レベルで見てみると(まだ人間は解明できていないような)物理の法則に沿って動いているわけで、今こうなると次はこうなるという風に計算ができるはずなんですね。
それがヘプラポッド語を理解すると体験的に感じることが出来て時間の概念が崩れて未来の出来事も記憶のような感覚で体験することができるのかなと。
中学生の頃よくこんなこと考えてたなと懐かしくなりました笑
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